FC2ブログ

「読んではいけない本」ブックガイド

小谷野敦さんの「バカのための読書術」(ちくま新書)に、
『本邦初「読んではいけない本」ブックガイド』(p.105~109)
というのが載っていました。

もう少し付け加えると、
『「有名で人も勧めるかもしれないけれども読んではいけない本」のガイドとしてみたい。
これは、決してその本が悪いという意味ではない。「バカ」には向いていない、
という意味である。』(p.106)

という本の紹介。

どういう本が載っていたかは「バカのための読書術」を読んでもらうことにして、
自分がこの中で読んだことがあるのは1つでした。
それが次の作品で、小谷野さんのコメントがついていました。

『夢野久作『ドグラ・マグラ』・・・・・・この程度のことを言うのに、長すぎる。』(p.109)

たしかに、長かった。ただ、『この程度のことを言うのに』とありますが、
自分には『この程度のこと』が正直さっぱりわかりませんでした・・・。

小谷野さんの言う通り、「バカ」には向いてない本を読んだ自分が悪いのでしょうね。
でも、ちょっと悔しいので、いつか再挑戦してみたいと思います。
(いや、でも読まないかな…。)

日本の文庫本の最後に付く「解説」はイントロダクション?

小谷野敦さんの「バカのための読書術」(ちくま新書)を引き続き読んでいます。

その中で、
『日本の文庫本は、「解説」が最後に付くのが普通だ。
だいたいこの「解説」というのは英語で何というのか。
私はカナダにいたころ、伊藤整の『氾濫』という
なかなか面白い長編小説を新潮文庫で読んでいて、
読み終わって「解説」を読んでいたら、会ったばかりのカナダ人が
「何を読んでるんだ」と訊くので、
「イントロダクションを読んでいる」と答えたら、
「確かずっとその小説を読んでいたようだが、何で読みおわってからイントロダクションを読むんだ」
と笑われた。』(p.67~68)

と書いてありました。

この文章、なぜかすごく気になりました。

まず、なぜ小谷野さんは「解説」を「イントロダクション」といったのでしょうか。
自分の理解では、イントロダクションというのは日本語で「はじめに」とか、
ちょっと固い言葉で言えば「序説」とかなので、
ここでいう「解説」とはちょっと違うのではないかと思いました。

次に、『この「解説」というのは英語で何というのか。』というのにはハッとしました。
本の後ろにくる「解説」というのは日本独特のモノなんだなと。

たぶんですが、日本語の文庫本で「解説」が後ろに付くのは、
「ネタばれ」を恐れているからだと思います。つまり、
 「解説」=「あらすじ」
と思っているからだと。

だから、「解説」は後ろに付くのだと思います。

相乗効果

ちょっと前に書いた記事「成長曲線」の続き。

そこでは、
人の成長は
長い停滞時期(確かプラトーとか呼ぶ)を経て、
ある時急激に伸びる時期がある

と書いていて、ある人にその急激な伸びの時期を感じている
ということを書きました。

それに関連して、もう少しその人の周りに目を向けてみると、
そういう急激な伸びを示している人の周りにいる人も少なからず影響を受けるようですね。
もちろん、良い方向に。
少なくとも自分にはそう見えます。
周りの人も生き生きして見えてくるので、不思議です。

そうすると、自分もその影響をうけているのでしょうか。
すくなくとも、急激な伸びを示している人を見ていると、
自分もうれしいという気持ちはあります。

まあ、とりあえず、それでよしとしたいと思います。