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コルソン・ホワイトヘッド「地下鉄道」を読みました

コルソン・ホワイトヘッド「地下鉄道」を読了。

リアリティあふれる中に虚構も交えながら紡がれるストーリーに
惹き込まれてしまいました。

というのも、黒人奴隷の逃亡に利用された「地下鉄道」というものは
実在するわけではありません。
(まあ、もしそんなものが存在していれば、今頃観光名所になっていたでしょうね)

ただ、黒人の逃亡に関する暗号名(コードネーム)として
「地下鉄道」という言葉が利用されていたようです。

それを、著者が本当に「地下鉄道」があるとしてストーリーを組み立てたのが
この作品です。

個人的には何冊か黒人奴隷の悲惨な話の本を読んだことがありますが、
この作品はいくつかの賞を取るだけあって非常に感銘を受けたひとつです。

主人公コーラの旅路で、コーラを追いかけた人、コーラを助けた人などが
多く亡くなっていきました。

その中でも、コーラの他、唯一(と言っていいと思う)生き残ったのが
奴隷狩り人リッジウェイにくっついていた少年ホーマー。
彼のその後が気になりました。
たぶん、ホーマーはリッジウェイが死んだ後も、
しぶとく生き残ったのではないでしょうか。

自分はこの本の最初のころ、
一緒に逃げたシーザーと最後までともに苦難に耐えながらも、
北部に逃げ切れるというストーリーを描いていました。
でも、そんなに甘くはないですね。
そういうリアリティが本書の魅力の一つだと思います。

ぜひ、皆さんにも読んでもらいたい作品の一つです。




じゃりン子チエ第21巻

じゃりン子チエ第21巻を読んでいます。

今回は、テツとアケミが淀の競馬場に行き、
テツが始めて競馬を行う話です。
さて、どうなるのでしょうか。

あと、カルメラ屋(兄貴分)とアケミの今後も気になるところです。

まだ、前半しか読んでいませんが、
かなり面白い話になっています。

続きが楽しみです。

ナボコフ『ロリータ』読書会 終了間近

現在、RETHACで開催中の
 ナボコフ『ロリータ』読書会
ですが、7月31日で終了となります。

 課題本:ロリータ(新潮文庫)
 開催期間:2018年5月31日から2018年7月31日まで
 ページへのリンク:https://www.rethac.com/bookclub.php?bookclub_id=5

自分が気になったことはほとんど書いたつもりです。

是非最後に皆さんの感想、意見をお寄せいただければ幸いです。